ようこそ! 内海水先区水先人会のホームページへ!!
熊本県の三角港で生まれた私は、外国航路の船長に憧れて育ちました。
そして船会社で10年間船長を勤めた後、平成17年3月、さらに憧れだった
水先案内人=パイロットとなりました。
「パイロット」と言えば、まず飛行機のパイロットを連想されると思いますが、
パイロットはギリシャ語で『舵をとる人』が語源とされ、船のパイロットが起源と
なっています。
日本には34の水先区が設定され、約650人のパイロット(水先人)が
港に出入港する大型船の安全航海と効率化を担っています。
我が「内海水先区水先人会」には、6月1日現在148名の会員が在籍し、
瀬戸内海(大阪湾、関門海峡を除く)の24の重要港湾に、明石海峡、備讃瀬戸、
来島海峡等の航路・海域で、船長のアドバイザーとして活躍しています。
行き会い船や漁船群も多く、潮の流れも複雑で緊張もありますが、国立公園でもある風光明媚な瀬戸内海での仕事はやりがいもあり、魅力に溢れた仕事と言えます。
1級水先人116名、2級水先人23名、3級水先人9名、
そのうち女性水先人4名が、互いに切磋琢磨し、技術の向上を目指し、
瀬戸内海の安全を守る使命に誠実に挑んでいます。
このホームページから、内海水先人のパイロットとしての仕事の魅力を
知っていただければ幸いです。
令和3年6月1日
会長 高 濱 洋 嘉